業界紹介

リース業界とは何か:儲けのしくみや業界の今後、ランキングなどを紹介

広告

イカキング

皆さんこんにちはイカキングです。
今回はリース業界について紹介していきます。

イカキングの助手

この吹き出しの下に目次があるのでそれを開いて知りたい項目からみていってください。

リースとは

リースというのは企業が選択した設備をリース会社が購入しそれを企業に長期間貸出することです。

この時設備の所有権はリース会社にありますが企業は自社購入した場合と同じように設備を使用できるため世界中で設備投資の手段として普及しています。

設備とお金の流れは下の図の通りです。

リースは大きく分けて3種類あるのでそれぞれ紹介します。

ファイナンスリース

ファイナンスリースとは中途解約ができなくフルペイアウトのリースを指します。って言ってもわかんないですよね。

フルペイアウトというのはリースを利用する人がリース業者がリース契約に使った資金のすべてをリース料として支払うという事です。

まあ簡単に言えば解約できず設備の購入資金や税金+管理手数料などを支払うリースという事です。

オペレーティングリース

オペレーティングリースとはファイナンスリース以外のリースのことを指します。

リースのメリット

次はリースのメリットを紹介します。リースを使うわけでもないのに紹介する理由はこれから述べるメリットの効果が薄くなった時にリース業界は衰退していくからです。

リースのメリットは主に三つです。

一つ目は業務の簡素化です。

一般的には企業が設備を購入すると会計や税務上の処理や損害保険などの加入、使用後の廃棄の手間など様々な業務を行う必要があります。

しかしリースにすればそれらの管理業務を代行して行ってくれるため設備投資による会社の業務を増やさずに済みます。

二つ目は資金の効率化です。

設備を購入した場合は代金を一括で求められることが多いです。しかしリースでは契約している機関で毎月定額支払えば設備を利用できます。

そのため手元に資金が残りやすくほかの投資に回せるのです。

三つ目はバランスシート(貸借対照表)に載せる必要がないという事です。これにより企業の資産を膨らませることなく設備投資をすることができます。

資産を大きくしないことで財務体質を強くしたり無駄な再入金を追わなくてよいというメリットがあります。

リース企業の儲けのしくみ

リース企業は設備を貸し出すときにその設備の金額やそれにかかる諸税にプラスして管理手数料などを取ります。

その管理手数料がリース企業の利益となるのですね。

また契約期間が終わり返却された設備を売却し利益を得ることもあります。

リース業界の市場規模

国内のリース取扱高は上の表の通り2007年から2010年にかけて急減少した後は停滞しています。
また設備投資に占めるリースの割合は漸減傾向にあります。

取扱高が2007年以降に減少しているのはリーマンショックの影響です。設備投資は企業業績に左右されるため景気後退期には減少します。リース業は景気後退に耐性がありません。(多角化や海外展開が進んでいない場合)

また日本では東日本大震災をきっかけに企業が工場を海外に移転する産業の空洞化が進んでいます。だからリース取扱高は減少するばかりかと思いますがそうではありません。

日本で起こる様々な災害の復興のために建設機械などのリースが増加しました。そのためリース取扱高は横ばいです。

リース企業の今後

リース企業の今後は国内市場に限って言えば明るくありません。人口が減少しそもそもの設備投資が減少する中ではリース企業も業績を伸ばすことはできません。

しかし現在国内大手のリース企業は海外進出を進めています。また事業投資も多く行っているため総合商社のように業務を変化させています。

例えば東京センチュリーというリース会社は社名からリースをはずし事業会社化を進めています。

海外でのリースでは特に成長分野である航空機リースに手を出しています。航空機の需要は今後も増加していくのでうまくいけば今後の業績の牽引役となってくれそうです。

リース企業のリスク

まず何といっても会計基準の変更でしょう。会計基準が変更されリースを資産計上しなければいけないとなってしまったらリースをするメリットがなくなり需要は大きく減少すると考えられます。

また景気後退による設備投資の減少もリスクとなっています。

これらの懸念点があるためリース企業は先ほども述べた通り事業の多角化を急いでいます。そのためリース企業の株を買う場合はどれだけ事業の多角化が進んでいるのかという視点からも考えたほうが良いと思います。

リース企業ランキング

売上高ランキング

順位企業名 (リンクは別タブで開きます) 売上高
1オリックス 2兆6786億5900万円
2三井住友ファイナンス&リース 1兆4204億3000万円
3東京センチュリー 9761億700万円
4三菱UFJリース 8388億8600万円
5芙蓉総合リース 5070億100万円
6JA三井リース 4391憶円
7興銀リース 4294億500万円
8NTTファイナンス 3918億9200万円
9日立キャピタル3708億6000万円
10リコーリース 2911億1600万円

このようになっています。こうしてみるとオリックスが売上高では圧倒的だという事がわかります。

ちなみに4位の三菱UFJリースは9位の日立キャピタルと資本関係を結んでいます。

純利益ランキング

順位企業名(リンクは別タブで開きます)純利益
1オリックス 2732億3900万円
2三菱UFJリース 531億5700万円
3三井住友ファイナンス&リース 504億4900万円
4東京センチュリー 436億4800万円
5日立キャピタル 329億2600万円
6芙蓉総合リース 199億7400万円
7JA三井リース 154億7700万円
8興銀リース 124億1400万円
9リコーリース 117億7200万円
10NTTファイナンス 110億9100万円

純利益でみると三菱UFJリースが2位に躍進しました。稼ぐ力が強いという事ですね。

そしてオリックスは不動の一位です。株を買うときや就職するときは業界NO.1の企業を選ぶといいといわれています。

そのためリース業界の株を買うときや就職するときにはまずオリックスを選んでみてはどうでしょうか。

リース業界について学ぶのに使える本

リース会計のしくみ (【図解でざっくり会計シリーズ】) 

リース会計について難しい用語をなるべく使わずに解説している本です。

リース会計について初めて学ぶ人でも理解しやすいよう基礎から様々なことを基礎から解説してくれます。

図解入門ビジネス 最新リース取引の基本と仕組みがよ~くわかる本

こちらの本でも図を使用して初心者にも理解しやすいようにリース会計について紹介しています。

業界地図

リース業界だけでなく様々な業界について知りたいという人にお勧めの本です。様々な業界の企業や見通し、企業の資本関係などが図視化され視覚だけで把握することができます。

またいま注目の業界や伸びている業界なども紹介されているので買う株を探しているという方や就職先を探している方にお勧めの一冊です。

まとめ

・国内リース市場は停滞中
・リース企業は海外進出・事業の多角化を進めている
・景気悪化に弱い

広告

betmobさん

-業界紹介
-

Copyright© イカ君の株式投資(日本・米国・英国) , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.