銘柄分析

日本カーボン(5302)を紹介 黒鉛電極バブルで業績急拡大した銘柄の業績、配当、キャッシュフローを紹介

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皆様こんにちはイカキングです。

今回紹介する銘柄は黒鉛電極バブルの影響を受け業績が急拡大した日本カーボンを紹介します。

会社の概要

日本カーボン株式会社(にっぽんカーボン、英文社名:Nippon Carbon Co., Ltd.)は、東京都中央区に本社を置く炭素製品の大手メーカーである。

 Wikipedia様より引用https://ja.wikipediaorg/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3

ちなみに人造黒鉛電極を日本で初めて作った会社が日本カーボンです。

会社の事業内容

長いので興味のない人は飛ばして下さい。

主に炭素関連の製品を製造販売しています。

炭素事業

炭素繊維製品

炭素繊維製品では高温炉炉内用断熱材に使われる製品を製造しています。

高温炉とは?  

セラミックス(炭化ケイ素等)被覆の燃料と化学的に不活性なヘリウムガスを冷却材として使用することで、約1,000°Cの高温の熱エネルギーを取り出すことが可能な原子炉です。

まあ発電とかに使うのでしょう。めっちゃ高い温度を作れる装置だと思っててください。

炭化ケイ素連続繊維

ニカロン®・ハイニカロン®・ハイニカロン®などを製造しています。

これは金属の強度を強化するのに使うことができて航空機やこれから伸びるであろう宇宙分野でも使用されます。

特殊炭素製品

特殊炭素製品は等方性黒鉛や高純度処理黒鉛などを製造しています。

等方性黒鉛は加工性に優れ、産業用途として幅広く使用されています。

また高純度処理黒鉛は導体や太陽電池の素材となる結晶シリコンの製造過程で使用されます。

電池材料

スマートフォンやタブレット端末、ハイブリット車に使用されるリチウムイオン電池の材料となるものを製造しています。

株価の推移

株価は2016年ごろまでは横ばいでしたが黒鉛電極の価格上昇とともに株価も急伸し一時8000円を付けました。

しかしその後は黒鉛電極の価格の先行きへの不透明感から下落し最高値の半分程度となっています。

株価の基礎情報

株価4015
PER4.31
PBR1.04
配当利回り4.98%
時価総額47,508百万円

2020/1/14時点

指標面からみるとかなり割安ですね。

これは後述する黒鉛電極価格のさきゆきが不透明なためですね。

ただそのおかげでかなりの高配当になっています。

PER4という数字は見たことがほとんどないです。

今後の利益への不安が相当強いということでしょう。

業績

売上の推移

単位100万円

売上は2016年までは年々減少していましたが2018年には黒鉛電極の価格上昇のおかげで1.7倍程度になりました。

黒鉛電極価格が上昇するまでの推移がひどいですね。

営業利益の推移

単位100万円

営業利益は売上と比べてかなり多く増加しています。

2017年から2018年にかけ8倍程度になっています。

ものすごい伸び方ですね。

営業利益率の推移

営業利益率は営業利益の増加に合わせ急伸しています。

しかしその前の推移をみると10パーセント以下で推移していて競争力があまり強くないことがわかります。

当期利益の推移

単位100万円

当期利益も営業利益と同じく大きく増加しています。

2017年に赤字となっているのは黒鉛電極事業で減損が発生したためです。

2019年12月期の予想はほぼ横ばいです。

黒鉛電極の価格が下落したときに当期利益がどう変化するか注視する必要があります。

黒鉛電極価格の推移

先ほどから何度も言っている黒鉛電極の価格の推移を紹介します。

こちらのグラフです。

2018年から急上昇しています。業績の伸びと一致しますね。

黒鉛電極の価格が上昇した理由は東海カーボンの紹介記事に書いてあるのでそちらをお読み下さい。

価格上昇が一服した後も下げ渋っています。

しばらくは莫大な利益を享受することができるでしょう。

今後中国勢などが本格参入した時が怖いですが・・・

セグメント別情報

セグメント別売上

ほとんど炭素関連製品です。

競合会社の東海カーボンや昭和電工と比べるとリスクの分散が進んでいないことがわかります。

昭和電工は分散しすぎな気もしますが。

セグメント別営業利益

営業利益は売上よりも著しく炭素関連製品に偏っています。

黒鉛電極価格が下落したら業績はすぐに落ちそうです。

それはほかの2社にも言えますが。先ほど述べた通り特に黒鉛電極への依存度が高いので一番影響がありそうです。

配当の推移

黒鉛電極で業績が急伸したため配当も、ものすごい伸びとなっています。

2019年12月期予想では200円配と2017年12月期と比べて4倍にもなります。

この時期にこの株を持っていた人は株価上昇と配当の増加といいう2つの利益を得ることができました。

配当性向の推移

配当性向は配当の伸びよりも配当の伸びのほうが大きいので20%と無理のない水準になっています。

今後もこの好況が維持できれば配当は増加するでしょう。

財務

自己資本比率の推移

自己資本比率は50パーセント程度あります。

これだけあれば倒産する心配はありません。

ROEの推移

ROEも急伸しています。

しかしこれは黒鉛電極ありきのROEなので今後もこの水準で推移するとは考えにくいです。

キャッシュフローの推移

単位100万円

営業キャッシュフローは黒鉛電極の価格が急上昇する前からしっかりと稼げていました。

また製造業なので投資キャッシュフローはある程度必要になります。

まとめ

高配当

割安

黒鉛電極の価格に左右される銘柄

こちらも黒鉛電極で業績が急上昇した銘柄です。是非読んでください。

昭和電工(4004)を紹介 黒鉛電極バブルに沸いた高配当銘柄を紹介

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betmobさん

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