銘柄分析

日立製作所(6501)を紹介 リーマンショック後の赤字から復活を遂げた総合電機メーカーを紹介

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皆様こんにちはイカキングです。

今回紹介する銘柄は日本が誇る総合電機メーカーの日立製作所です。

多数の子会社や持ち分法適用会社を抱え非常に大きなグループを形成している企業ですがその業績や財務から投資に値するか見ていきたいと思います。

日立製作所とは

株式会社日立製作所(ひたちせいさくしょ、: Hitachi, Ltd.)は、日本の電機メーカーであり、日立グループの中核企業。世界有数の総合電機メーカー[3]日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。

前身は、現在の茨城県日立市にあった銅と硫化鉄鉱を産出する久原鉱業所日立鉱山である。日立鉱山を母体として久原財閥が誕生し、久原財閥の流れを受けて日産コンツェルンが形成された。また、日立鉱山で使用する機械の修理製造部門が、1910年に国産初の5馬力誘導電動機(モーター)を完成させて、日立製作所が設立された。やがて日本最大規模の総合電機メーカー、そして世界有数の大手電機メーカーとして発展することとなる。

Wikipedia様より引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%AB%8B%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E6%89%80

日立製作所の主な事業

長いので興味のない方は飛ばして下さい。

日立製作所は売却予定の日立化成を含め9つのセグメントに分かれています。

ここでは4つの事業を紹介します。

IT事業

まずは日立製作所が最も力を入れている事業です。

統合プラットフォームやサーバー、パソコンの情報を記憶するストレージなどを製造販売しています。

またこれから導入する場所が増加しそうな画像処理・認証システムやATMなども製造しています。

インダストリー事業

工場や社会インフラなどの空調水処理設備事業や空気圧縮機やポンプ、搬送システムなどの産業用のものを製造販売しています。

エネルギー事業

原子力プラントやメガソーラー、変電所の製造なども行っています。

かなり手広いですね。

他にも撤退して今いましたが少し前までは上のような風力発電機などを製造していました。

モビリティー事業

ここではさらにビルシステムと鉄道に分かれます。

まずビルシステムですがエレベータやエスカレータの製造を行っていてそれらの保全サービスなども行っているので安定した収益が期待できます。

鉄道事業は世界中に車両を納入しています。

またオペレーションシステムの運営も行っています。

ちなみに日立ほど鉄道の部品や車両を納入できる企業はいないらしいです。

株価の推移

株価の基礎情報

株価4538
PER25.78
PBR1.31
時価総額 4,389,589百万円
配当利回り1.98パーセント

2020/1/17時点

指標でみると平均と比べて割高な水準まで上がっています。

これは最近子会社の売却など事業体質を変えようとしているからです。

製造中心からITやサービス中心にすることで利益率の高い会社を目指しているようです。

また配当利回りは控えめです。

配当狙いで買う株ではありませんね。

日立製作所の主な子会社

日立製作所の主な子会社は上場四兄弟ともいわれる日立ハイテクノロジーズ、日立建機、日立金属、日立化成です。

しかし日立化成は先日紹介した昭和電工に買収されることになりました。

またほかの三兄弟にも売却のうわさが絶えず流れています。

今後の動向に注目ですね。

業績の推移

売上の推移

横軸が0ではないです

結構売り上げは安定していません

リーマンショック直後の2009年には10兆円を超えていましたが事業再編や子会社の売却などもあり少し減少しています。

日立といえば製造業ですが最近は徐々に変わってきています。

営業利益の推移

営業利益はリーマンショックから回復した後は横ばいです。

IT事業などに進出をしている一方で利益率の低い昔からある事業を売却しているためですね。

営業利益率の推移

営業利益率は低めです。

規模でいえば世界の企業と戦えますが営業利益率を見ると構造改革が終わっていないのだなと思います。

今後競争力を高くすることに期待ですね。

当期利益の推移

2009年には国内製造業の中で過去最悪の損失を出した日立製作所ですがその後は回復しました。

しかし成長はしていません。今後製造業からITやサービスに事業の軸足を移す中でどれだけ利益が増やせるかに注視する必要があります。

セグメント情報

セグメント別売上

セグメント別売上を見ると情報通信システムや社会産業システムなどのサービスでの収入の割合が大きいことがわかります。

製造事業の割合が減ることは景気後退時に過去のような急な業績悪化が抑えられるのでいいことですね。

セグメント別営業利益

情報通信システムは営業利益率が高いことがわかります。

かなり事業の分散がされているので安心ですね。

配当の推移

リーマンショック後に減配しましたがその後は徐々に増配しています。

ただ毎年増配する銘柄ではないです。

株主還元意識は高いとは言えないです。

配当性向の推移

配当性向は配当の伸びと主に上昇しています。

これは配当を増加させても純利益が成長していないからですね。

まだ40%と余裕のある水準ですが今後も純利益が伸びなければ増配幅の縮小または増配を止める可能性があります。

減配はよほどの大赤字にならない限りしないと思います。

財務の推移

株主資本比率の推移

株主資本比率は35%程度です。

微妙な水準ですが今は2000年代とは体質が違うので倒産する心配はないでしょう。

ROEの推移

ROEは一時は20%程度まで伸び効率的に資金を活用できていました。

しかし最近では自己資本が多くなったのにもかかわらず利益が増加していないので年々低下しています。

今後はどれだけ資金を効率的に活用できるかが重要です。

キャッシュフローの推移

営業キャッシュフローは少し安定していません。成長していないのは問題ですね。

投資キャッシュフローはIT分野への展開を進めていることもあり投資キャッシュフローは多いです。

財務キャッシュフローは2016年からマイナスに転じています。

借入金の削減や株主還元に資金が流れているということです。

これはいい傾向ですね。

まとめ

資金効率が良くない

いまは競争力があまり強くない

規模は世界に対抗できる規模

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betmobさん

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