銘柄分析

東京センチュリー(8439)高配当のリース企業を紹介:減配リスクはないのか?株主優待も紹介

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イカ君
皆さんこんにちはイカキングです。
今回紹介する企業は東京センチュリーです。
東京センチュリーってオリックスみたいにリース事業を行っている会社だよね。
イカの助手
イカ君
そうそう。そもそもリースって何?という方はこちらの記事を先に見てね。
リースとは何か?種類やメリットなどを紹介(新しいタブで開きます)

東京センチュリーの事業内容

東京センチュリーはみずほ系のリース会社ですが今の大株主は伊藤忠商事です。現在は商社のネットワークを生かしながら事業の多角化や海外展開を進めています。

事業の紹介は少し長くなるので興味のない方やもう知っているという方は下のボタンから株価の推移に飛んでください。

国内リース事業

この事業は名前の通り国内でリース関係の業務を行っているものです。情報通信機器や医療機器、建機などリースしている設備は多岐にわたります。

現在はこの事業は安定して収益を上げていますが景気後退期には業績が悪化する可能性が高いので注意です。

国内オート事業

国内オート事業では法人、個人に車のリースやレンタルを行っています。これによって顧客の車両管理の手間や管理コストを省いています。

スペシャルティ事業

金融関連の業務やリースに限らず様々事業を行っています。

例えば太陽光発電事業やリースが終わり変換された設備を分解し部品を販売する事業などを行っています。

また景気にかなり弱い不動産事業も行っているので注意が必要です。

国際事業

海外展開している日本法人や現地の非日系法人に向けてリースを行っています。

また先ほど紹介したオート事業は海外にも展開しています。

東京センチュリーの株価の推移

株価は2012年ごろから上昇をはじめ2018年には7,000円を超えました。その後は景気後退懸念などから景気敏感株であるこの株は売られました。

現在はコロナショックによってさらに下落しています。

株価の基礎情報

株価3,445
PER6.96
PBR0.85
時価総額423,832百万円
配当利回り3.6%

かなり割安な水準まで売られていますね。配当性向も高いわけではないのに配当利回りは3.6%とそこそこ高くなっています。

ただ配当利回りでみるならこちらのオリックスという企業のほうがおすすめです。

オリックス:高配当で優待が豪華なため個人投資家から人気な銘柄を紹介

東京センチュリーの業績の推移

売上の推移

東京センチュリーの業績の推移

売上はリーマンショック後に設備投資が減少した影響で漸減傾向でしたが最近は景気回復に合わせて増加しています。

2020年も増収予想ですがコロナショックが織り込まれていないので下方修正される可能性があります。

営業利益と利益率推移

東京センチュリーの営業利益と営業利益率の推移

営業利益はリーマンショックが起こった後も順調に成長しています。東京センチュリーのリース契約は比較的長めなものが多かったので業績に大きな影響がなかったのでしょう。

しかし新たなリース契約が急減したためその後の利益は停滞しました。

当期利益の推移

東京センチュリーの当期利益の推移

当期利益も営業利益と同様に順調に成長しています。

最初に述べた通り東京センチュリーは事業を多角化させています。その一環で不動産関連の事業も行っています。リースなどの金融並みに景気に弱い事業なので景気後退期には注意が必要です。

東京センチュリーのセグメント別情報

セグメント別売上

東京センチュリーのセグメント別売上
2020年3月期の3四半期累計より作成

セグメント別でみるとリースが大きな割合を占めていることがわかります。多角化を進めているとはいえ先日紹介した同業のオリックスと比べるとリース業に依存しています。

オリックスについて紹介した記事はこちらです➨株主優待が豪華で個人投資家に人気な銘柄を紹介(別タブで開きます)

セグメント別営業利益

東京センチュリーのセグメント別の利益
2020年3月期の3四半期累計より作成

セグメント別利益でみると景色が変わります。売上では割合の高かった国内リース事業ですが利益率が低いため割合が小さくなっています。

また利益率の高いスペシャルティ事業の割合が大きくなっています。スペシャルティ事業も不動産関連の事業を行っているので景気後退期には打撃を受ける可能性があります。

配当と配当性向

東京センチュリーの配当と配当性向

増配を続けていますね。増配に合わせてじりじりと配当性向は上昇していますが30%程度とまだまだ余裕がある水準です。
具体的な数字は明記されていなかったのですがおそらく配当性向は30%程度を目安に増配していると思います。

リーマンショック時にも減配していないのですが急速に業績が悪化したときには減配もあり得るでしょう。まあ減配リスクは低めだと思います。

株主優待の紹介

東京センチュリー https://www.tokyocentury.co.jp/jp/ir/stock/return.html より

まず株主優待は上の画像のような東京センチュリーオリジナルクオカードと下の画像のようなニッポンタカーサービスの割引券をもらうことができます。

ご利用優待割引券

次にもらえる金額について紹介します。

ニッポンレンタカーサービスの割引券は100株以上保有している人を対象に3,000円分贈呈されています。

次にクオカードは保有株数などによってもらえる金額が変わるので下の表にまとめました。

保有株数受け取れる金額
100株~999株2,000円分
1,000株~2,999株4,000円分(保有期間が2年以上の場合は6,000円分)
3,000株以上6,000円分(保有期間が2年以上の場合は8,000円分)

100株の時が最も利回りが高いですね。

財務の推移

自己資本比率の推移

東京センチュリーの自己資本比率の推移

自己資本比率はかなり低くなっています。これはリース業なので有利子負債が多くなってしまうので仕方がないです。
有利子負債が多くなってしまう理由を知りたい方はこちらの記事を読んでください(新しいタブで開きます)。

リース企業が保有している債権の貸し倒れリスクは低いので問題ないでしょう。

ROEの推移

東京センチュリーのROEの推移

ROEは日本企業の中では高めな水準です。これは財務レバレッジを使って自己資本を効率的に使用しているという事ですね。

キャッシュフローの推移

東京センチュリーのキャッシュフローの推移
単位100万円

キャッシュフローは普通の企業だったら悲鳴を上げてしまいそうですがリース企業なので問題ありません。
詳しくはこちらの記事で解説しているので見てください。リース企業の営業キャッシュフローがマイナスな理由(新しいタブで開きます)

また顧客にリースするための設備を購入する費用を銀行借り入れなどで賄っているため財務キャッシュフローは毎年大きなプラスになっていますね。

東京センチュリーの強い点と弱い点

強い点はリース業だけでなく様々な事業を展開して多角化を進めたりさらなる成長を求めて海外進出していることでしょう。

弱い点は事業を多角化する中で不動産業などの金融業並みに景気悪化に弱い事業も手掛けるようになったことでしょう。

もちろん太陽光発電などの景気に関係なく収益を上げてくれる事業もありますけどね。景気の先行きには注意する必要があります。

東京センチュリーのまとめ

・割安高配当
・景気敏感株
・現在は成長中だが景気が現在微妙だから先行きに注視する必要がある

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betmobさん

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