銘柄分析

日本駐車場開発(2353)高配当の株主優待が豪華な銘柄を紹介:業績や配当、キャッシュフローの推移を紹介

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皆さんこんにちはイカキングです。今回は日本の不動産会社である日本駐車場開発を紹介します。

まあ不動産会社といっても先日紹介したランドのような企業ではなく、皆様も利用することがあるコインパーキングなどの運営をしている会社です。

日本駐車場開発って少し長いので見出し以外は日駐と略して書きます。

日本駐車場開発の事業内容

4つの事業をそれぞれ紹介するので少し長くなります。

興味のない方は下のボタンから株価の推移に飛んでください。

駐車場事業

まず日本では条例によって定められた地域では一定以上の建築物を作った場合に駐車場を設けることが義務付けられています。そのため都市圏に駐車場は多くあります。

その一方で多くの駐車場が不稼働となってしまっています。そこで日駐がその駐車場を保有している企業から借り上げ運営しています。

直営事業

直営事業では保険会社などの自社ビルを保有している大手企業を中心に不稼働駐車場を仕入れ運営しています。

これにより都市部により近い場所に車を止めたいという一般ユーザーの思いと収益を上げたいが手間はかけたくないという企業側の思いの両方をかなえることができます。

今後も都市圏は人口が増加します。そのためそれに伴いこの事業も伸びるのではないかと思います。

リーシング事業

リーシング事業では日駐が不稼働駐車場を借り上げるのではなく優良顧客を誘致する事業です。

ただ駐車場を使う人の募集や契約業務などは日駐が行います。

マネジメント事業

マネジメント事業では大型のオフィスビルや商業施設などで有人駐車場管理を行うオーナーに変わり集金業務や契約業務を代行しています。

またホテルなどのエントランスで車を預かり入出庫を行うサービスなどもしていて施設全体の価値を高めています。

VAサービス事業

VAとはVaiue Addedの略で付加価値という意味です。

駐車場の評価や駐車場を閉鎖するときに使用していた人への説明や新たな駐車場の紹介などを行っています。

カーシェアリング事業

カーシェアリング事業はいま流行っていますね。

日駐は都心部に駐車場を多く持っています。そのためシェアするための車を置く場所が多くあり他社に比べてコスト面などで優位性があります。

今後もカーシェアリング事業は伸びていく事業だと思います。

スキー場事業

この事業では過去に大きな設備投資をしたが客があまり訪れず経営難になっているスキー場って多いですよね。

そのスキー場に業績改善のためのアドバイスなどをしています。またスキー場だけでなくその地域経済を活性化させようとしています。

そのスキー場に年間数十万人が訪れるようになったら地域経済への影響は大きいですからね。

テーマパーク事業

テーマパーク事業では主に子会社でなすはランドパークの運営をしています。

レジャー業務は現在はコロナの影響が大きいですが、終息したら回復するでしょう。

全体的な傾向で見れば来場者数は増加しているので問題ないでしょう。

株価の推移

株価はこの10年間で3倍になりました。

1株がとても安いのは以前に株式を100分割しているためですね。

最近はコロナショックの影響で下げています。駐車場経営には大した影響はありませんが日駐はテーマパーク事業やスキー事業など観光関連の事業も行っているため業績の悪化を懸念して下げています。

株価の基礎情報

株価130
PER15.40倍
PBR4.50倍
時価総額45,292百万円
配当利回り3.27%

指標面では割高でも割安でもないですね。

ただ配当利回りは高いです。これだけ成長している株でこの配当利回りはなかなかありません。

またPBRがとても高くなっているのは少ない資本で大きな利益を出しているためです。

業績の推移

売り上げの推移

単位100万円

売上は毎年順調に伸びています。2020年も増収予想です。

この10年間で売り上げは2.5倍程度増えました。かなり優秀ですね。

営業利益と利益率の推移

単位100万円

営業利益も順調に伸びています。2020年も増益予想です。

営業利益率が非常に高いです。17%程度あり日本企業の中ではとても優秀です。

これは駐車場を主に都心で運営していて高い価格でも駐車する人が多くいるためでしょう。

当期利益の推移

単位100万円

2015年に当期利益が飛びぬけているのは子会社売却益などの特別利益が20億円程度あったためです。それを除いて考えると利益は増益傾向にあるといえますが営業利益ほどは安定しません。

なぜなら減損損失であったり災害損失などの特別要因が多いためです。特にテーマパークとスキー場を運営しているため災害には弱いです。

セグメント別情報

セグメント別売上

単位100万円

売上は駐車場事業が半分程度を占めます。

残りの半分はスキー場とテーマパーク事業のレジャー系です。駐車場は安定して収益を上げてくれますが、レジャー系は今回のコロナのようなケースはまれとしても災害などによる影響が大きいです。

そのためレジャー系事業が日駐の不安要因となります。

セグメント別営業利益

単位100万円

営業利益に占める割合でみると駐車場事業が70%以上の利益を稼ぎ出していることがわかります。またレジャー系の事業では売り上げの大きさの割に営業利益は少ないです。

これは駐車場事業の営業利益率が20%以上で高水準である一方レジャー系の事業は10%程度であるためですね。

リスクが分散されているとは言えませんが駐車場事業は安定しているので問題ないでしょう。

配当の推移

安定して増配を続けています。10年間で配当は4倍以上になりました。

配当性向は50%程度で安定しています。業績の伸びに合わせて増配しつつ配当性向は50%程度にコントロールするという配当政策なのでしょう。

今後も業績の伸びに合わせて安定した増配が望めるでしょう。

株主優待の紹介

株主優待は7種類もあるので簡単な説明で許してください。

ちなみに優待を受け取るには1,000株以上の保有が必要です

1:時間貸し駐車場の一日の駐車料金30%割引券を5枚

2:北海道キャンピングレンタカー(Do Cあmper)車両貸渡料金20%割引券 2枚

3:日本スキー場開発が運営するスキー場のリフト利用割引券3枚

4:スキー場近隣の温泉施設の割引チケット

5:「スパイシーレンタル」レンタル割引券3枚

6:那須ハイランドパーク割引券2枚

7:オンライン家庭教師「ティー・シー・ケー・ワークショップ」受講料割引券2枚

財務の推移

自己資本比率の推移

自己資本比率は35%程度で安定しています。少し低いとは思いますが手掛けている事業が安定しているので問題ないでしょう。

また保有している土地にはバランスシートに反映されていない含み益があると考えられます

倒産する心配はありません。最悪保有している土地を売却すれば何とかなるとは思います。

ROEの推移

ROEはとても高いです。低くても20%高いときには50%ぐらいあります。

米国企業と比べても遜色ない水準です。とても効率的に資金を活用できていますね。

キャッシュフローの推移

単位100万円

2016年に営業キャッシュフローが大きく減少しているのは前年の当期利益が特別利益によって膨らんでしまったために法人税の支払い額が大きく増加したためです。

また2017年からは投資キャッシュフローがマイナスに転じています。これは低金利を背景に借入金を増加させて新たな駐車場の開発などを行たっためです。

借入金は増加していますが今後も日本の低金利が継続する可能性が高いことや借り入れは安定して利益を稼ぎ出す駐車場事業に多く使われていることから心配する必要はないでしょう。

日本駐車場開発の強い点と弱い点

日本駐車場の強い点は駐車場開発についてのノウハウを多く持っていることがあげられるでしょう。また景気が悪化しても駐車場は必要となるため景気悪化に耐性があることも強い点です。

一方弱い点はレジャー系の事業が災害や今回のようなウイルスの大感染による影響が大きい点でしょう。ただこれらのリスクはよく起こるとは言い難いのでそこまで問題として捉えなくてもよいかもしれません。

しかし景気が悪化したらどうでしょうか。レジャーに行く余裕がなくなる家庭が多く出ると思います。

そのためレジャー系の事業は景気に耐性がないという事が弱い点でしょう。

日本駐車場開発のまとめ

・高収益
・株主還元意識が高い
・安定して成長している割に高配当

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betmobさん

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