銘柄分析

オリックス(8591)株主優待が豪華で高配当な銘柄を紹介:高配当だが減配リスクはないのか?

広告

イカ君
皆さんこんにちはイカキングです。
今回紹介する企業は株主優待が豪華で個人投資家に人気なオリックスです。
オリックスってリース業をはじめとしていろんな事業を手広くやっている会社だよね。
イカの助手
イカ君
そうそう。その企業の業績とか配当を紹介してくよ。
リースって何?という方はこの記事を先に見てください。
リース業界とは何か:儲けのしくみや業界の今後、ランキングなどを紹介(新しいタブで開きます)

オリックスの事業内容

オリックスではリース業を中心に不動産事業なども行っています。

注:オリックスは冒頭でも述べた通りいろいろな事業を行っています。それらを紹介するため事業内容の部分が少し長くなります。

興味がないという方や、もう知っているという方は下のボタンから株価の推移に飛んでください。

法人金融サービス事業

法人金融事業では法人への資金の貸し出しや、弥生会計という会計システムの提供などを行っています。

弥生会計は下のような広告を見たことがある人もいるのではないでしょうか。

メンテナンスリース事業

自動車のリースやレンタカー事業、カーシェアリング事業などを行っています。

また電子計測機器やIT関連機器等のレンタル事業やリース事業を行っています。

不動産事業

不動産の開発や賃貸、管理業務などを行っています。またホテルや旅館の経営も行っています。

事業投資事業

この事業は最近オリックスが拡大させている事業ですね。

太陽光など環境にやさしいエネルギーに投資したり企業に投資したりしています。

特にメガーソーラーを建設していて不景気時にも安定して収益を生み出してくれます。

リテール事業

個人向けの生命保険事業や銀行事業、カードローン事業などを行っています。

海外事業

海外事業でも企業投資や金融を行っています。

また海外リース事業の中で成長分野である航空機関連事業なども行っています。

航空機リースは契約期間が長いので増やすと契約が安定します。

株価の基礎情報

株価1,138
PER4.85
PBR0.48
時価総額1,507,428百万円
配当利回り6.68%

かなり配当利回りが高く指標でみると割安です。

これはコロナショックによって大きく株価が下げたためですね。ここで注意しなければいけないのは現在のPERなどの指標はコロナショックの影響が考えられていないことです。

そのためコロナショックによって業績が悪化したら減配などの可能性があります。だから指標面でみると安いから買ってしまおうというのは危険です。

業績の推移

売上の推移

オリックスの売上の推移

2018年までは順調に成長していましたが2019年には大幅減収となってしまいました。

2019年に売り上げが減少した理由は投資していた貴金属関連の企業の貴金属の販売量が急減したためです。
売上は減少しましたが売上原価も減少したため当期利益に与える影響は小さかったです。

利益が減っていないのであれば減収でも問題ないでしょう。

営業利益と利益率

オリックスの営業利益と利益率の推移

営業利益も成長していましたが2019年は小幅減益となってしまいました。営業減益となってしまった理由は事業投資事業と法人向け金融サービス事業の営業利益が前期比でマイナスとなったからです。

営業減益となってしまった理由は事業投資事業は前期に株式の売却益を計上した反動で法人向け金融サービス事業は受け取り配当金が減少したりリース投資が減少したためです。

当期利益の推移

オリックスの当期利益の推移

当期利益は2019年も増益でしたが2020年は減益予想です。

減益になる理由は前期よりも法人税負担が増加するためです。税引き前利益は9%増加する予測なのでオリックスの稼ぐ力が弱くなったという事ではないですね。

ただ当期利益の減少は株主還元に影響するので今後も動きを注視する必要があります。

セグメント別情報

セグメント別売上

オリックスのセグメント別売上
2019年3月期の決算をもとに作成

海外展開を積極的にしている為海外事業の比率は20%をこえていますね。国内市場の成長は今後あまり見込めないので良い傾向です。

ただ為替リスクはつきまといますけどね。

また本業のリース事業の割合が小さいことがわかります。祖業だけに頼らず時代の変化に合わせて事業を多角化させてきたからです。

セグメント別営業利益

オリックスおセグメント別営業利益
2019年3月期の決算をもとに作成

営業利益比率でみると海外事業とリテール事業の割合が大きいことがわかります。

事業投資事業は売上高に占める割合は高かったのですが営業利益率が低いため営業利益に占める比率は小さくなっています。

程よく事業が分散されているため業績が大コケするという事はないと思います。

ただ金融関連や海外事業など景気に影響されやすい事業が多いのが不安ですが。

配当と配当性向

毎年増配を続けていますね。配当性向は漸増傾向にあるものの35%とまだまだ増配する余裕のある水準なので問題ないでしょう。

会社説明では配当性向は少なくとも30%を上回るように配当を出していくそうです。そのため今後も業績の伸びと共に安定した増配が見込めます。

また減配する可能性は低いでしょう。

株主優待の紹介

オリックスでは株主優待が2種類ありどちらどちらも100株以上の保有で受け取る事ができます。

株主優待の一つ目はオリックスグループが提供しているサービス(旅館や野球観戦など)で料金を割引してもらうことができます。

下の写真のようなカードで半期ごとに送られてきます。

https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/individual/investment/ より

2つ目はカタログギフトですオリックスグループの取引先が扱う商品の中で厳選されたもののうち1つをもらうことができます。

もらえるものの例としては下の写真のものがあります。

保有期間によって商品の豪華さが変わります。3年以上保有している人はAコースのカタログを受け取る事ができ保有期間が3年未満の人はBコースのカタログの中から商品を選ぶことができます。

財務の推移

株主資本比率の推移

株主資本比率は低めです。これは銀行や保険会社を運営している影響がありますね。銀行業や保険業はどうしても総資産が大きくなってしまうので株主資本比率が低くなってしまいます。

ただ不動産事業やメガソーラー事業など安定している事業も運営しているので倒産する心配はないでしょう。

ROEの推移

ROEは日本企業の中では比較的高めです。

ただ最近は自己資本の伸びが業績の伸びよりもはやくROEは低下傾向にあります。

キャッシュフローの推移

営業キャッシュフローは安定して稼げていますね。

投資キャッシュフローが大きいのは事業の多角化を進めたり海外事業にかなり投資しているためです。またその資金を賄うために借入金を増加させているため財務キャッシュフローはプラスになっています。

オリックスの強い点、弱い点

オリックスの強い点はリース事業だけに頼らず事業を多角化させている点です。これによって景気後退期にも安定して稼ぐ事業があることで減益幅を縮小することができます。

またリースにおいても下記の記事で紹介した通り同業他社に比べて規模が大きいことが強い点でしょう。

逆にオリックスの弱い点は銀行業やリース業など景気変動に弱い事業が多いことでしょう。安定して稼ぐ事業があるとは言えこれらの事業は景気後退期に大幅減益となる可能性が高く一時的に業績が落ち込む恐れがあります。

オリックスのまとめ

株主還元意識が高い

事業を多角化させている

景気後退には弱い

銘柄分析の記事一覧はこちらから!!!

広告

betmobさん

-銘柄分析
-, ,

Copyright© イカ君の株式投資(日本・米国・英国) , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.