銘柄分析

青山商事(8219)を紹介 株価の下落で超高配当に今の配当は維持できるか

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皆さんこんにちはイカイングです。

今回は紳士服に強みを持っているアパレル企業である青山商事を紹介します。

青山商事とは

青山商事株式会社(あおやましょうじ、AOYAMA TRADING Co., Ltd.)は、広島県福山市に本社を置く、紳士服の製造と、紳士服販売チェーン「洋服の青山(ようふくのあおやま)」の展開を行う企業。

業界で唯一、47都道府県全てに店舗を展開しており、業界最大手である。東証第1部に上場している。ギネスブックより「スーツ販売着数世界一」の認定を受けている。

Wikipedia様より引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B1%B1%E5%95%86%E4%BA%8B

商事とありますがどちらかというと小売業ですね。

青山商事の事業内容

青山商事は服の販売以外の事業も行っているので紹介します。

長くなるので興味のない方は飛ばしてください。

ビジネスウェア事業

この事業が青山商事の中核ですね。

皆様も一度は目にしたことがあるかもしれない洋服の青山を運営しています。

店内はこんな感じです。

スーツなどのビジネス用の服の販売が主です。

現在進行形で売上、営業利益ともに減少しています。

今後縮小する国内市場でどのように利益を確保するかが重要です。

カジュアル事業

アメリカンイーグルアウトフィッターズ というブランドとリーバイスストアというブランドの店舗をFCとして展開しています。

ただ本部への支払いが多いのか営業損失を出しています。

カード事業

ビジネスウェア事業の販促支援としてAOYAMAカードというクレジットカードの発行をしています。

この事業は総取扱高が年々増加していますが本業が頭打ちなので青山グループ内での取扱高は横ばいです。

雑貨販売事業

雑貨販売までしているなんて知りませんでした。

大創産業の代理店としてダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZAという店舗を運営しています。

閉店した洋服の青山の店舗を再利用しているようです。

利益は出ていますが店舗数は減少中で売り上げなども横ばいで本業を支えるには心もとないです。

株価の推移

青山商事の株価は2015年ごろには5000円を超えていましたが、業績の悪化と共に下落して現在は1400円ぐらいまで下がっています。

優待目当てで2015年に買った人は含み損地獄ですね。

株価の基礎情報

株価 1,442
PER 12.61
PBR 0.33
配当利回り 7.28%
時価総額 72,668百万円

PBRで見ると割安ですがPERで見ると平均ぐらいですね。

また最近の株価の下落が激しいので配当利回りは7%を超えるという異常事態になっています。

まあその配当が維持できるかといわれれば難しいと思いますけどね。

青山商事の業績の推移

売上の推移

売上は徐々に増加していましたが2019年期は減収でした。

これは職場でスーツの着用を義務とする企業が減少しているなどの影響があります。

また不景気の時には父親のスーツ代が最も先に削られるそうなので景気敏感株といってもいいかもしれません。

まあ給料が減ったときにスーツを新調しようとはあまり思いませんよね。

営業利益の推移

2019年は大幅減益でした。

これも先ほどと理由は同じでしょう。今後国内のスーツ市場が拡大するとは考えにくいので新たな分野で稼ぐことを考えないといけません。

営業利益率の推移

営業利益率は業績の悪化に伴って下がっています

一時は10%という高い水準でしたが今では6%まで下がってしまいました。

当期利益の推移

当期利益も減少中です。

リーマンショック後の2010年と同じぐらいの水準になってしまいました。

今後スーツ事業での減収をいかに抑えられるか、ほかの事業をどうやって伸ばせるかということが重要です。

セグメント別情報

セグメント別売上

多角化を進めようとしていますがまだほとんどがビジネスウェアで占められている状況です。

今後ほかの雑貨販売事業や総合メディア事業などを伸ばせるかが重要です。

セグメント別営業利益

こちらも売上と同じようにビジネスウェア事業が営業利益の大半を占めています。

またカジュアル事業では赤字となっています。

また営業利益率が高いためカード事業は売り上げに占める割合に比べて営業利益に占める割合が大きくなっています。

配当の推移

安定していませんね。大幅増配をしたと思ったら大幅減配をしています。

これは青山商事の特殊な配当方法が関係しています。

どのような方法かというと、まず最低でも普通配で年間100円配当を出します。

そして100円配では青山商事の目標とする連結配当性向70%に届かない場合特別配当を実施するということになっています。

例を出せば一株利益が200円なら普通配100円に加えて40円の特別配当を出すという感じです。

配当性向の推移

配当性向は業績が悪化しているため目標としている70%を超え90%ぐらいになっています。

しかし100円配は続けるため今後も安定して配当を受け取ることができると思います。

株主還元方針が変わらない限り

財務の推移

自己資本比率の推移

自己資本比率は少しずつ下がっていますが、それでも50%台後半はあります。

しばらくは倒産しないでしょう。

ROEの推移

ROEはもともとそこまで高くなかったのですがさらに下がりました。

2%台と資金効率が非常に悪いことがわかります。

改善する必要がありますね。

キャッシュフローの推移

営業キャッシュフローが減少しています。

これは本業で稼げなくなっているということです。

また投資キャッシュフローが減少していますが、これは営業キャッシュフローが稼げなくなったためと考えられます。

ただ投資キャッシュフローを絞ってしまうと今後の業績の改善は遠くなってしまいます

お金をかけずにV字回復なんてありえませんからね。

株主優待

株主優待割引券

青山商事は株主優待を実施しています。

見たらわかる通り青山商事で買い物をしたときに15%オフで買うことができます。

もらえる枚数は保有株数によって違います。詳しくは下の票をご覧ください。

100株~1000株未満3枚
1000株~3000株未満4枚
3000株以上5枚

この企業の強い点、弱い点

強い点は長年スーツなどを売ってきてノウハウがあることでしょう。

それをいかにして使えるか問うことが重要です。

弱い点としては国内のスーツ市場が縮小傾向にあることや海外展開が難しいことです。

「ユニクロ」のような一般に着る服であれば海外でも販売できます。

しかし海外はスーツを着ない国も多いです。

ただし人口が非常に多く最後の大国といわれているインドはスーツ着用率が日本よりも高いのでそこに商機があると思います。

まとめ

業績悪化中

高配当

スーツ市場は縮小している

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betmobさん

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